価値観が変わるとはこういうことか。

「海外に行ったら価値観変わるよー!」

「本当の自分が見つかるよ!」

 

 

 

1年間の語学留学・ワーキングホリデーから帰って来た人から、このような言葉を聞いたことがある人は多いでのはないでしょうか?

僕もワーキングホリデーに行く前は情報収集のために海外経験者の話をよく聞きに行っていたので、この価値観に関する話を耳にする機会が多かったです。

 

 

しかし、正直なところ、

僕はこの言葉に対して常に違和感を感じていました。

 

 

”価値観が変わる”

とは具体的にどういう意味だ?と。

 

いつもの自分があまり価値を感じていなかったものに、急に価値を見出すようになる事を意味するのだろうか?

 

 

そして海外にたった1年間住むだけで、

そんなことを自分は考えるようになるのだろうか?

 

 

 

さらに、「本当の自分が見つかるよ!」に関しては、

 

自分が生まれ育った母国に20年以上も住んでいても見つからなかった

 

”本当の自分”や

 

”自分が本当にやりたかったこと”が、

 

なぜ海外にたった1年住むだけで見つかるのだろう?かと。

 

 

 

海外の道を歩いていたら、

「あっ、あった。」

 

という風に、道端で”本当の自分”や”自分が本当にやりたいこと”を見つけることができるというのだろうか?

 

 

 

 

さすがにそんなはずはないだろう。

 

 

 

と思ってしまっていたので、

 

「海外に行ったら価値観が変わる」

「本当の自分が見つかる」

 

という意見は、

あまりに非現実すぎてたので信じていませんでした。

 

 

しかし恥ずかしながら、

1年間のワーキングホリデーから帰国した今の自分が

 

「海外に行く事によって得られるメリットは何でしょう?」

 

 

と仮に誰かから質問されたとしたら、

 

 

 

「海外に行ったら価値観変わるよー!」と答えてしまうでしょう。笑

 

 

 

 

今回はなぜ僕がこんなありきたりの、そしてあまり説得力のないような回答をするようになったのか、という話について書きたいと思います。

 

 

ワーキングホリデー生活

オーストラリア生活のほとんどはシェアハウスに滞在しておりました。

 

 

当時僕が滞在していたシェアハウスのメンバーの国籍は、イタリア、フランス、ブラジル、カナダ、インド、ベルギー、オランダ、日本で、国籍はかなりミックスされた環境でした。

 

 

そのメンバーの中にイタリア人のアレックスという男性がいまして、この男性が極めて一番明るく、おしゃべりで、常に爆笑しているようなキャラクターをしていました。

 

 

アレックスは10秒に1回はボケるぐらい陽気で、

 

それでいてマッチョでイケメンなので、

 

僕らのシェアハウスの中でも常に彼は輪の中心にいたんです。

 

そんな彼の年齢は30歳。

バックパッカーとして世界を旅しながら色んな写真を撮っている、という。

 

 

その話を聞いたときに、ジャパニーズマインドがしっかりと入っていた当時の僕は

「いい年して、定職にも就かずに彼は何をやっているのだろう?」とちょっと思っていました笑(ただのお節介野郎ですね笑)

 

 

 

当然本人にそんな事を言うつもりはさらさらありませんでしたし、全く関係のない僕が彼の人生にとやかく言う筋合いはないのですが、「日本でそれやってたらちょっとやばいなぁ」なんて心の中で思っていました。

 

 

 

 

そんなある日、バルコニーでコーヒーを飲んでいるとアレックスが近づいて来ました。

 

 

そして

「いつも飲む時はみんなで行くから、ユウスケと俺の二人で飲みに行ったことないよな??今夜は二人でどこか飲みに行こう!」と誘って来ました。

 

 

 

そういえばアレックスと二人で飲みに行くのは初めてだなと思いながら、「OK」と返事をし、初めて二人で飲みに行く事に。

 

 

バーで飲み始めた最初の方は、いつも通りアレックスが 10秒に1回ジョークを炸裂させ、二人で爆笑しながら飲んでいましたが、お酒が進むに連れて会話の内容はどんどん深い話に変わっていき、最後の方はお互いの人生や考え方の話に移って行きました。

 

 

真面目な話になってくるとアレックスの表情も真剣な顔つきに変わり、いつもお互いがシェアハウスでも話さないようなプライベートの話をし始めました

 

 

これはいい機会だと思って、いつも僕がアレックスに対して思っていた疑問をぶつけてみる事にしたんです。

 

 

「30歳にもなって、定職にも就かずに、これからどうするつもりなのか?」

 

と笑

*注: 当時の僕はまだ22歳くらいのクソガキ

 

 

正直なところアレックスにこの質問をした時は、彼はちゃんと答えられないだろうなと思っていました。

 

 

彼は困りながら、

好きな事だけやっていても

生きてはいけない。

 

そろそろ真面目に定職に就いて、

みんなと同じように働かないとだめだ。

 

 

というような結論に至るのだろうな、と若干思いながら質問してました。

 

当時のジャパニーズマインドの僕は、日本でずっと我慢しながら「安定」と呼ばれる道を選んできていたので、好きな事をして生きているアレックスのことを羨ましく思っていたんだと思います。

 

 

 

そしてこの質問で彼を困らせる事によって、「好きな事だけやってても生きてはいけない」という考えを再認識したかったのだろうなと思います。

 

 

僕の我慢は正しい、と。

 

 

そうじゃないと、何のために自分が我慢しているのか分からなくなってしまうので。

 

 

 

 

 

 

しかし、アレックスの回答は

 

僕の予想を遥かに上回っていました。

 

 

 

 

僕:

「アレックスはもう30歳じゃん?オーストラリアにいるし、定職にも就いてないけど、これからどうするつもりなの?」

 

 

 

アレックス:

「その事についてなんだけど俺さ、実は18歳から旅を始めて、今地球2周半目なんだよね。

 

 

 

僕:!!??

 

 

 

アレックス:

「そして今に至るまで、世界中で200個ぐらい色んな仕事をやってきたんだ。お金なくて死にそうになった事も何度もあったから働かなきゃいけなくてさ笑 とにかくめちゃくちゃ色んな国で仕事してきたんだよ。」

 

 

 

僕:「そ、そうなんだ。すごいね!」

 

 

 

アレックス:

「旅に出た時の俺は、”何の能力も経験もないただの18歳のイタリア人”だったけど、この12年間の旅を通して俺はイタリア語、英語、フランス語、スペイン語なら問題なくビジネスができるレベルで話せるようになった。そして200個の仕事の経験を得たこの俺が、今年イタリアに帰るんだ!! 俺は何だってできる!!!! フッハハハハハハ!!笑」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もはや何の言葉も出ませんでした。

 

 

 

 

 

 

そんな生き方があるのか、、、と。

 

 

 

 

僕は何と狭い価値観の中で生きていたんだろう、、と。

 

 

 

 

 

 

思いっきり笑うアレックスが

カッコ良すぎて、

 

 

 

変な質問をした自分が

情けなさすぎて、

 

 

 

もう本当に何の言葉も出ませんでした。

 

 

 

 

アレックス:

「っで、ユウスケはこれから何をするんだい?」

 

 

 

 

この後の会話の、僕の無様っぷりはご想像にお任せしますが、笑

 

 

 

この日から僕の”価値観”が変わりました。

 

 

 

 

 

 

 

【まとめ】

 

「海外に行ったら、自分の価値観変わるよー!」

 

 

その言葉の重さは、その人の経験値によって変わりますが、

本当にこの「自分の価値観が変わる」という点には賛同します。

 

 

もしあなたが、

 

これから何をしようかな?

 

英語を学んでみようかな?

 

留学に行ってみようかな?

 

新しい事を始めてみようかな?

 

と考えているのであれば、

 

 

『自分の価値観は自分が成長していく過程で出会った、せいぜい100人ぐらいの人たちの価値観でしかない。』

 

 

という事を認識することが、

何かを始める第一歩になるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

それでは最後に、

 

 

 

「海外に行ったら、

 価値観変わるよー!笑」

 

 

 

 

 

 

PS:アレックスに今自分が起業している事を伝えたら、めちゃくちゃ喜んでました笑

 

 

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