
● 単語や文法はやったのに、話せるようにならない
● 英語の勉強をしていて「これ何のためにやってるんだろう?」と感じる
● リスニングが全然聞き取れない
実はこれ、英語を習得するための“正しいメカニズム”を知らずに、順番を間違えて勉強してしまっているからなんです。
今日は、英語を最短で話せるようになるための「5つのスキルと学習順序」について、わかりやすく解説していきます。

英語のスキルは大きくわけてこの5つに分かれます。
基礎スキル(土台)
・発音
・単語
・文法
応用スキル(ゴール)
・スピーキング
・リスニング
そしてその5つのスキルはこのような構造になっています。
発音・単語・文法っていう基礎の上に応用としてスピーキング・リスニング、これが乗っかっているというようなピラミッド構造になっているんですね。

多くの日本人がやってしまうのは、こんな流れ。
とりあえず単語帳をやる
とりあえず文法問題集を解く
とりあえずTOEIC対策を始める
その基礎の勉強がどのように応用スキルに活かされるのかを理解しないまま、「とりあえず」勉強するだけでは、スピーキングにもリスニングにもつながらないんです。
スピーキング・リスニングに活かすことを意識せずにとりあえず勉強してしまうと、自分が会話で全く使わないような単語や英文法を覚えるのに多くの時間を費やしてしまう可能性があります。
これだとせっかくの英語の勉強を頑張っているのに、努力が英会話に活かされず、もったいないですよね。
重要なのはこれ。
“話したい・聞きたい”というゴールから逆算して、基礎スキルを学ぶ

例えば、
「こういう話ができるようになりたい」→そのために必要な単語を覚える
「こういう会話を聞き取れるようになりたい」→そのために必要な発音を練習する
このように使う場面から逆算して必要な基礎スキルを学ぶことで、自分が英語を使うシーンに全く関係のない英語の勉強に時間を使うことなく、すべての勉強を英語力アップに繋げることができます。
そのため、たくさん単語の勉強をすれば、勝手にスピーキングができるようになるではなく、 常にゴールから逆算をして3つの基礎スキル、 これを学んでいくという考え方が、 無駄な学習をなくしていくために非常に重要なんですね。


1つ目が英語の語順で話せるようになること。
つまり、自分がこれ言いたいなって思った時にそれをしっかり英語の順番で文章を組み立てられるか、
そして口から出していけるかというところが重要になってきます。
感情に紐付いて英語が出てくるようにする。
つまり、こういうこと言いたいなーっていう感情になった時に条件反射のように英語が出てくるようにする。
そういったトレーニングを積んでいく必要があります。
※この感情との紐付けについては、また別の記事で詳しい内容について話していこうと思います。
ここでは英語の語順で話していく重要性について
簡単に触れていこうと思います。

この語順が重要な理由としては、英語と日本語との文法ルールの違いにあるんですね。
日本語は語順を入れ替えても意味が伝わるんですけども、
英語は語順を入れ替えたら、全く意味が伝わらないんです。
例えば、日本語で【私はあなたと話したい】っていう場合、
この文章の語順を「話したい、私はあなたと」とか「あなたと私は話したい」みたいに入れ替えても全部意味わかりますよね。

しかし、英語の場合は全く違います。

たとえば、
I want to talk with you(あなたと話したい)
という文章がありますよね。
これを英語の語順から外れて
Want to talk I with you や With you I のように並べ替えてしまうと、
文の意味がまったく伝わらなくなってしまいます。
一方、日本語では語順を入れ替えてもある程度意味が通じます。
「私はあなたと話したい」「話したい、私はあなたと」など、順番が違っても理解できますよね。
しかし、英語は語順を間違えるだけで意味が崩壊してしまう言語です。
だからこそ、自分の中にある「これを伝えたい」という日本語を、英語の語順に従って組み立てるトレーニングが欠かせません。
この“語順の感覚”を身につけることが、スピーキング力を伸ばすための土台となります。

もう一つの応用スキルである「リスニング」を伸ばすためには、2つの力を鍛える必要があります。それが「音理解」と「意味理解」です。

音理解とは、耳に入ってきた英語の音を、正しく文章として認識できる力のことです。 たとえば、ネイティブが「I want to eat sushi.」と話したときに、 「いま I want to eat sushi って言ったな」と正確に聞き取れているかどうか。 このように、“聞こえた音を正しい英文として認識できる”のが音理解です。
意味理解は、聞き取った英語の内容を、日本語に訳さずに意味ごと理解できる力です。
同じ「I want to eat sushi.」でも、
I want to → 「何かしたいってことだな」
eat → 「食べることだ」
sushi → 「寿司のことだ」
と、単語ごとに意味を理解しながら、
「つまり “私は寿司を食べたい” って言ってるんだな」と、文の意味をイメージできる状態が“意味理解”です。
このように、「音理解」と「意味理解」の両方が揃って、はじめて本当の意味でリスニングができるようになるのです。

リスニングが苦手な人も、その原因は人によって異なります。
音理解ができていない人
→ 英語の音そのものが聞き取れず、単語やフレーズとして認識できていない状態
意味理解ができていない人
→ 音は聞き取れているけれど、その内容の意味を瞬時に理解できない状態
このように、「どちらが弱点なのか」によって、取るべきアプローチ(=勉強法)はまったく変わってきます。
つまり、自分がどこでつまずいているのかを正しく理解することが、リスニング力を伸ばすための第一ステップです。
ここまでの内容を踏まえて、ここからは「3つの基礎スキル(発音・単語・文法)」が、どのように応用スキル(スピーキング・リスニング)とつながっているのかについて、具体的に解説していきます。


発音がきれいにできるようになると、まずスピーキングにおいて「伝わりやすさ」が格段にアップします。
たとえば「ホットコーヒー」が「Hot coffee(ハットカフィー)」のようにネイティブに近い発音になれば、一度でしっかり相手に伝わるようになります。
そしてリスニングにおいても、発音できる音が増えれば増えるほど、聞き取れる音も増えるようになります。
人間の耳は「自分が出せる音ほど聞き取りやすい」という特性があるため、発音の練習はリスニング力にも直結しているのです。

「公園に行くよ」と言いたくても、「公園」という単語を知らなければ伝えようがありませんよね。
でも、「公園=park」と知っていれば、I go to the park のように、自分の伝えたいことをしっかり表現できます。
そしてリスニングでも、知っている単語が増えれば増えるほど、相手の言っていることを瞬時に理解できるようになります。
たとえば、「I go to the park」と聞こえたときに「park」という単語を知っていれば、「あ、公園に行くって言ったな」と一発でわかりますよね。
つまり、単語力=スピーキングの幅+リスニングの理解力につながるのです。

文法もまた、スピーキングとリスニングに大きく関わっています。
たとえば「want to+動詞」で「〜したい」という文法表現を覚えたとします。
すると、
I want to study abroad to improve my English skills.
I want to eat spicy food.
I want to visit Italy.
このように、たった1つの表現から言いたいことをどんどん広げられるようになります。
また、リスニングでも「I want to〜」というフレーズが聞こえた瞬間に、
「これから“〜したい”って話すんだな」と予測できるようになります。
これができると、リスニングも単語単位ではなく“意味のまとまり(チャンク)”で捉えられるようになり、理解スピードが一気に上がります。
ここまでの内容をふまえて、最後に学習のまとめとアクションプランをお伝えします。

これらのスキルを伸ばす上で大切なのは、スピーキング・リスニングというゴールから逆算して学習を組み立てることでしたね。
ゴールから逆算して学ぶとは?

スピーキングのゴール:自分が話したいことをスラスラと伝えられる状態
リスニングのゴール:自分が英語で話す範囲の内容を、瞬時に聞き取って理解できる状態
このゴールに向かって、「自分が英語を使うシーン」に絞って学習するのが、もっとも効率的な方法です。
そのためにはまず、「何を話したいか」「何を聞きたいか」を明確にして、
そこから必要な単語・文法・発音を逆算して身につけるという順番で学んでいく必要があります。
目的もなくTOEICの問題を解く
使う予定のない単語をひたすら暗記する
これでは、スピーキングにもリスニングにもつながらず、
「この勉強って何に役立つんだろう?」と迷いが生まれてしまいます。
すべての勉強がスピーキング・リスニングに直結する
成長の実感が持てるから、モチベーションも保ちやすい
ムダがなく、短期間で英語力が伸びる
つまり、「ゴール→必要な知識→実践」の順番で学ぶことこそが、
最速で英語を話せるようになるための最重要ポイントです。
それでは最後に、明日からすぐに実践できる学習ステップをお伝えします。

まずは、以下の「基本トピック10選」の中から、あなたが普段よく話す内容を選んでください。

【英作文10のトピック】
最近あったこと
仕事のこと
趣味・好きなこと
お金・生活費のこと
家族について
学生時代の思い出
友達との関係
恋愛の話
出身地・地元について
将来の夢や目標
そのトピックについて、日本語で話したいことをまず書き出してみましょう。
それを英語にしていくことで、日常英会話に直結する実践的な英作文が完成します。
英語で書けなかった単語 → あなたが覚えるべき単語
英語に直せなかった日本語表現 → あなたが学ぶべき文法
単語を調べるときは「発音」もチェック → リスニング力も鍛えられる!
このように、「自分が普段話している内容」から英語学習をスタートすれば、
覚えたことすべてがそのまま会話に使えるようになります。
次回からは、英語の学習範囲とメカニズムをふまえた上で、
最速で英語を伸ばす具体的な勉強法についてお伝えしていきます。
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