完璧主義が引き起こす2つの問題点

【完璧主義が引き起こす2つの問題点】   英語の学習をしている人たちの中は、 完璧主義な方が多いような気がします。     その人たちに実際に英語が話せる機会を提供しようとすると、 &nbs

【完璧主義が引き起こす2つの問題点】

 

英語の学習をしている人たちの中は、

完璧主義な方が多いような気がします。

 

 

その人たちに実際に英語が話せる機会を提供しようとすると、

 

「まだ全然単語を覚えていないので、

 もう少し勉強してから参加します」

 

 

「まだ完璧に話せるわけではないので、

 もっと話せるようになってからにします」

 

などの回答を受けることが多いです。

 

 

 

僕も昔は完璧主義だったので、

このように言いたくなる気持ちは痛いほどよく分かります。

 

 

僕も、「日本では完璧に英語を話せるようにならないと『英語が話せる』なんて絶対言ってはいけない」とさえ思っていました。

 

 

だから国際交流イベントに誘われても、

「まだ全然英語話せるレベルではないから、、」と断っていたんです。

 

 

 

しかしこの完璧主義の考え方が、英語に対してだけでなく人生において様々な事柄でマイナスに働く恐れがあることを知ってから、僕の行動は180度変わりました。

 

 

 

 

この問題点をしっかりと理解し、改善してからは国際交流イベントにも自ら進んで参加できるようになったし、「私は英語を話せます」と自信を持って言える今の自分にも繋がったので、完璧主義が引き起こす問題点について勝手に紹介させてもらいますね。笑

 

 

これを知ることで、一人でも多くの人が自信を持って英語学習に取り組んでいけたら嬉しいです。

 

 

 

 

【完璧主義が引き起こす2つの問題点】

 

 

 

1.  挑戦しなくなる

2.  提供するサービスの質が落ちる

 

 

1. 挑戦しなくなる

 

基本的に完璧主義者の評価は「減点法式」なので、「ノーミスでできたかどうか」だけで仕事のデキを判断してしまいがちです。

 

しかし何事においても「ノーミス」をゴールに設定してしまうと

結構きついんですよね。笑

 

 

減点法式なので「ミスをしちゃいけない、ミスをしちゃいけない」と自分を追い込むように考えてしまいますし。

 

 

そしてこの「ノーミス完璧主義」を目指し過ぎてしまうと、多くの人が最終的に「新しいことにチャレンジしない」というスタイルに落ち着いてしまうそうです。

 

 

 

初めてやることは

失敗するリスクが高いので、

そもそも新しい事なんてやらない、ということですね。

 

 

そのため「ノーミス」がゴールである減点法式の完璧主義は、新しいことを敬遠するようになってしまうそうです。

 

 

新しいことに取り組むことだけが全てではありませんが、変化の激しい今の時代は「自分が今までの人生で得た経験」だけで、この先も上手に生きていけるのかと言うと、そんなに甘くないように思えます。

 

 

 

2. 提供するサービスの質が落ちる恐れがある

 

 

前述したように完璧主義のゴールは、

自分が設定した目標で100点満点を取ることです。

 

 

しかしこの世の中では自分がいくら100点満点と思っている物でも、他の人からすると70点だったり、40点だったりすることもありますよね。

 

 

特に相手に何かを提供する仕事や恋愛で考えると、自分が思う100点満点を相手に提供することよりも、相手にとっての100点満点が何かを見つけ出してそれを届けることの方が大事だったりします。

 

 

例えば、スピード感を求めている会社へサービスを届けるときは、ゆっくり時間をかけて細部にまでこだわって作った物を提供するよりも、早さを重視してサービスを届けた方が相手にとっては100点満点かもしれません。

 

 

恋愛においてもカフェでゆっくり過ごすのが好きな人に、ドライブ・映画・カラオケ・ディナーの全てを盛り込んだ、自分が思う100点満点のデートを提供するよりも、リラックスした雰囲気のカフェでゆっくりコーヒーを飲む時間を提供する方が良かったりしますよね。

 

 

このように自分が設定したゴールにこだわり過ぎると、

相手が求めているものを見れなくなってしまう恐れがあります。

 

 

それによって自分は頑張って提供しているのに、相手にとっては価値を感じてもらえないことが起きてしまうかもしれません。

この現象が俗に言う、「頑張っているのに全然報われない」ではないかと思います。

(周りが求めているものが見えていないパターン)

 

 

 

たかが自分が設定した100点なんて、まわりが求めているものとはどっかズレてると思ったほうがいい』

のかもしれませんね。

 

 

【まとめ】

 

このように一見、良い事だと捉えられそうな完璧主義もマイナス面があります。

 

 

英語に関しても「まだ英語のレベルは全然高くないから、イベントに参加したり海外の人と話すのは無理」と考えるのは、

 

 

自分の設定した100点を取ろうとしているだけなのかもしれませんね。

 

周りからすると、あなたの英語が上手だろうと下手だろうと全く関係なかったりするので。

 

 

それに国際交流イベントも「英語は話せないけど、話せるようになりたい人」が主に参加していると思います。

 

 

既に英語が話せる人は海外から来た友達も沢山いるので、

わざわざイベントに行かなくても自分たちでどこかに行ったりしていますからね笑

 

 

 

もしあなたが今英語学習に取り組んでいて、その英語力を実践する機会が訪れた時には是非とも今回の記事を思い出して、挑戦してみて欲しいなと思います。

 

 

 

 

今後英語を学んでみようかなー、どうしようかなと考えている人は是非こちらの記事も覗いてみてください。

もしあなたが英語に興味を持っているのであれば、今すぐにでも始めるべきです。

こちら→『なぜ英語を話せるようになっておいた方がいいのか?

なぜ英語を話せるようになっておいた方がいいのか?